購入直前キーワードは狙わない
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購入直前キーワードは狙わない
購入直前キーワードとは、商品名+通販、商品名+激安など、明らかに購入することを前提に検索している、購入意欲が高いキーワードです。
これらのキーワードは、PPC広告に出稿しているサイトや企業サイト、何百ページもある強豪サイトがひしめきあっており上位表示を狙うのは非常に困難です。
PPC広告に出稿しているサイトとは、検索結果の上位にある「広告」と書かれたサイトのことです。1クリック数十円、数百円という広告費用を出して検索結果上位に位置しているので、そのキーワードで勝負しようとしても、絶対にそのサイトより上位に出ることはありません。
商品名+通販 商品名+販売 商品名+申込み 商品名+予約 商品名+価格 商品名+割引 商品名+激安 商品名+格安 商品名+送料無料
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例:「布団乾燥機 激安」で検索した場合
上記の赤枠で囲った部分が広告枠です。「布団乾燥機 激安」で検索された場合、検索結果のこの位置に表示されるように、広告主がお金を払っているわけです。
そして、クリックされると1クリック数十円~数百円という広告単価が広告主に課金されます。布団乾燥機の単価は数千円~数万円するので、クリックした後のサイトでユーザーがもし商品を買えば、 1クリック数十円~数百円の広告費用を支払っても十分利益がでるのです。
そういったお金を払ってまで上位を狙っているキーワードで戦っても勝ち目はありませんし、戦う必要もありません。
多くのユーザーは、欲しい商品があってもすぐ購入することはせず、すでに買った人の口コミや類似商品とのスペックの違いなどを比較して、購入するかどうかを決めます。
購入前に多くの情報を集めるので、検索結果の上位にPPCサイトや企業サイトがあっても、求めている情報がなければ、順位の下のサイトまでやってきます。
狙うのはそういった購入検討中、購入に対して悩みや不安を抱えているキーワードです。キーワードプランナーから、そのようなキーワードを探していきます。
まず、検索ボリューム1000以上のキーワードは除外しましょう。ライバルサイトが強すぎるからです。
これらのキーワードで上位表示すれば、確かに多くのアクセスが見込めますが、アドセンスサイトで上位を狙うのはまず無理です。
上位を狙うのであれば、検索回数が100~1000回以下のキーワードを狙っていきましょう。ただし、検索回数が100~1000回以下のキーワードでも、前述したように購入直前キーワードはNGです。
上記の赤枠部分の「商品名+おしゃれ」とか、「商品名+おすすめ」というキーワードは、購入を前提に検索しているキーワードです。
おしゃれな布団乾燥機、おすすめの布団乾燥機を探しているという、購入するのを前提にしたキーワードだからです。
検索回数が同じ100~1000でも、上記赤枠部分のキーワードは、購入の前に感じる不安や疑問に対する答えを探しているキーワードです。
「布団乾燥機 火事」なら、布団乾燥機をつけたまま放置していたら、発火し火事になったりしないの?という不安から検索しているキーワードではないかと推測できます。
実際にその情報が本当かどうか調べて、布団乾燥機をつけたままでも火事にならないだとか、あるいは、安全装置がついている布団乾燥機もありますよという記事を書いた後に、商品リンクを貼っておけば、自然な流れで読者は商品リンクをクリックしてくれます。
「布団乾燥機 カビ」なら、布団乾燥機は布団に発生するカビの予防にもなるの?という疑問から検索しているキーワードではないかと推測できます。
実際にその情報が本当かどうか調べて、布団乾燥機はカビの予防にも使えますという記事を書き、カビ予防にも使える布団乾燥機はこちらですよ、と商品リンクを貼っておけば、やはり自然な流れで読者は商品リンクをクリックしてくれます。
この複合キーワードを見つけた時点では、布団乾燥機をつけたままでも本当に火事にならないかだとか、カビ予防になるかだというのは知りません。あくまでも推測しているだけです。
実際本当かどうかは、その商品の公式HPなどで調べる必要があります。読者の不安や悩みに応えるために記事を書く際は、どれだけその商品に対する情報(商品知識)を知っているか、調べていくかがカギになります。
ただし、これはあくまで、そのキーワードに参入すると決めた後の話です。この段階では、まだ参入するかどうかは決めません。
後述するライバルサイトのチェックをして、このキーワードは行けると確認がとれたらになります。あくまで参入できるキーワードの候補として挙げられるよねという話です。
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