アドセンスを実践する上で知っておくべきこと

アフィリエイターのためにあるわけではない
アドセンスというのはアフィリエイターのために作られたプログラムというわけではありません。広告がクリックされれば、確かに結果としてアフィリエイターに報酬が入るのでアドセンスで稼ぐことができます。
しかし、そもそもアドセンスで報酬が発生するのは、あなたが書いた記事に広告が表示され、その記事を読んだ読者が広告をクリックするからです。広告を表示させているのはグーグルのプログラムで、グーグルに広告費を払って広告をだしているは広告主です。
この一連の流れに登場するのは、ブログに記事を書いたあなたと、その記事に広告を表示させているグーグル、広告にお金を出している広告主、広告をクリックした読者です。
アドセンスで報酬が発生する仕組み
ここで改めてアドセンスで報酬が発生する仕組みを考えてみましょう。
あなた: ブログに記事を書く。書いた記事に広告が表示され、その広告を読者がクリックすると、あなたに報酬が入る。
グーグル: 広告主からお金をもらって、あなたの書いた記事に広告を表示させる。
広告主: グーグルにお金を払いアドセンス広告を表示させる。アドセンス広告がクリックされて読者が自社サイトに訪れることで、見込み顧客を得ることができる。
読者: アドセンス広告をクリックし広告主のサイトに訪問する。広告主の商品やサービスを購入する見込み顧客となる。
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それぞれがお互いWIN-WINの関係になって成り立ちます。これがもし広告を貼ったブログが、わけのわからない内容だったり、コピペ記事だったり、虚偽の内容・著作権に抵触する記事だったらどうでしょう。
読者は広告なんてクリックすることなくページを離脱します。望んでいる情報がないと判断されると、サイト自体が見向きされませんので、当然広告もクリックされず報酬も発生しません。たまたま広告をクリックする人もいるかもしれませんが、見込み顧客になることはないでしょう。
低品質な記事で集められた人というのは、広告主にとっても低品質なお客なのです。そうなると広告主からすれば、お金を払ってアドセンス広告を出してるのに全然アクセスが来ない、来ても何の反応もないお客ばかりじゃないか、とグーグルにクレームをつけることになるでしょう。
効果がなければ広告を出すの止めるでしょう。そうなると、グーグルは広告主からの収益がなくなりますので困るわけです。そして、低品質なサイトを作った人に警告の措置を取るわけですね。
そもそもグーグルは僕たちを稼がせるためにプログラムを用意しているわけではありません。グーグルと広告主と読者それぞれに喜んでもらえる関係でないと、あなたに報酬が発生しないのです。
アクセスだけ大量に集めても成果はでない
よくアドセンスはアクセスさえ集めれば稼げるなんて事を口にする方がいます。半分正解で半分間違いです。
上記の説明を考えてみれば分かると思いますが、アクセスを集めたところで読者が広告をクリックする前に戻るボタンで戻られたら当然、報酬は発生しません。
読者の求めている情報があって初めて記事が読まれていくわけです。中身のない記事はもちろん、タイトルと内容が一致しない記事でもすぐ離脱されます。
僕も報酬が一気に爆発したきっかけは、一度新しく記事を追加することを止めて公開済みの記事をリライトしたからでした。記事の量よりも質が大事なのです。
特にタイトルと記事の内容が一致していることは大事です。ASPアフィリの場合だと、さらに記事内容と紹介する商品が一致していなければいけません。
しかし、アドセンスの場合は自動で記事に合った広告が表示されるので、そこまで考える必要はありません。アドセンスが初心者にとって稼ぎやすいと言われる所以はここにあります。
ブログ読者は広告が好きでない
読者というのは広告の表示を嫌います。僕自身、日常生活でニュースサイトや動画などを見ているとき、画面に表示される広告が邪魔に感じます。特にスマホの場合はそうです。画面がみずらくなりますしね。
アドセンスも読者から見れば広告です。通常読者は自分の見るサイトに広告が表示されることを好んではいません。広告だと知りながらも進んでクリックする読者というのは多くはないです。
読者がアドセンス広告をクリックするのは、欲しい情報を求めてクリックするからです。自分の求めている情報がその先にあるならば、読者は広告だろうとなんだろうとクリックします。
要するにコンテンツの一部としてアドセンス広告を見ているわけです。なので、クリックしてもらうのに大事なのは、まず情報を先に提供することです。
ブログ記事にしっかりとした記事コンテンツがあれば、読者はさらに情報を求めてアドセンス広告をクリックしてくれるのです。
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