確定申告が必要な場合

アフィリエイトは確定申告が必要

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20万円を越えたなら確定申告が必要

確定申告はその年に収入(所得)を得た場合に、その金額を申告し納税する手続きのことです。会社から給料をもらっている場合、通常は経理担当部署が行っていますので、直接関わることはないですが年末に源泉徴収票がもらえますよね。

 

 

アフィリエイトで収入を得た場合は、個人事業主として自分で納税手続きをする必要があります。確定申告が必要なのは、所得金額(アフィリエイト報酬)が年間20万円を越える人になります。

 

 

逆に言えば、アフィリエイトで年20万円以下の報酬の場合は、確定申告する必要がありません。そして、確定申告はその年の12月末までに得た収入を計上するため、年が明けた翌年の2月中旬~4月中旬に申告します。

 

 

 

どうやって申告するの?

自分が住んでいる居住地を管轄する税務署へ申請します。自分が住んでいる地区が、どの管轄の税務署に所属しているのかは税務署のホームページに記載があります。

 

 

毎年その年の確定申告をするための申請書式が税務署のHPに出ますので、WEB上で数字を入力し、①印刷したものを税務署に持参して申請しに行ったり、②郵送で申請することもできます。

 

 

あるいは、③WEB上で申請を済ませるE-TAXというものもあります。ある程度慣れている人は郵送やE-TAXで済ませていますが、税務署職員に相談しながら申請するという人は印刷して税務署に持参する人が多いです。

 

 

毎年2月~4月の時期に前年1月~12月までに得たアフィリエイト収入の申告をするわけですが、税務署には本当に大勢の人が訪れます。ウイルス感染の危険があるご時世ですが、それでも毎年多くの人が来署してますね。特に高齢者の方が多く、相談窓口にも並んでいます。

 

 

 

必要経費はどこまで計上できる?

よくある質問なのですが、アフィリエイトの確定申告をする際、必要経費としてどこまで計上できるのかということをきかれます。購入した情報教材はもちろん、レンタルサーバー、ドメイン、関連書籍、参加したセミナー代、懇親会参加費、飲食代などが計上できます。

 

 

他にも、外注費、消耗品費、プロバイダー料金、切手電話料金、携帯スマホ料金、パソコン(10万円未満)、周辺部品等(10万円未満)もそうです。

 

 

要するにアフィリエイト収入を得るのに関連したもの、ほぼ全てですね。不明なものがあれば、税務署や税理士さんに問い合わせてみましょう。

 

 

 

青色申告って何?

お金の出入りを逐一記録するものです。通常の白色申告は1年間の中でこれだけの収入を得た、これだけの支出をしたという、年単位で申請すればよいだけです。

 

 

しかし、青色申告はお金の支出と収入が発生するたびに記録するものなので、より正確にお金の出入りが分かるわけです。そのため青色申告の方が通常よりも税制的に優遇されているわけです。

 

 

初年度からすぐには青色申告することはできず、必ず一度白色申告をした際に翌年から青色申告するよう申請しておけば、次年度から青色申告することができます。

 

 

僕も一度やってみたのですが、面倒なので止めました(笑)。将来、もっと稼げるようになって法人化し顧問税理士を雇ったときにやってみたいと思います。

 

 

お金を使った場合は、基本的にすべて領収書をとっておいて、後からまとめて税理士にあげればいいだけですからね。

 

 

 

申告しなくても税務署は把握している

アフィリエイトはビジネスです。企業(会社)で働いている場合は、税金の計算は経理担当がやってくれていますが、給料以外の収入は必ず確定申告しなければいけません。

 

 

そして、ASPはあなたにいつ、どのくらいの金額を支払ったのか記録していますし、それを税務署に報告もしています。たとえ実際その報酬をあなたが受け取っていなくてもです。

 

 

例えば、楽天アフィリエイトのポイントを付与された場合、それを実際に換金していなくても課税の対象となります。ASPによっては、報酬の受け取りを他のお店で使えるポイントに変えたりすることもできますよね。

 

 

また、報酬の受け取りを一定期間先延ばしにしたりすることもできます。が、ポイントに変えようが変えまいが、報酬を先延ばしにしようがしまいが、その年あなたに報酬やポイントが発生したのであれば、それを税務署に報告しています。

 

 

これはアフィリエイトに限った話ではなく、リアルの世界でいう個人年金だとか保険なども同様で、どんな企業もお金のやりとりはすべて記録してますし税務署に報告しています。

 

 

 

確定申告しなくてもすぐには告発されない

税務署はあなたがどのくらいの収入を得ているか把握していますが、申告をしなかったからといってすぐに調査などはしません。よくテレビで脱税のニュースが流れますよね。何千万とか何億とか。

 

 

とりわけFXなどで稼いだ人たちの脱税ニュースがよく話題になりますが、税務署は基本的に小さな金額では動きません(絶対にそうとは限りませんが)。

 

 

一個人が小さな金額を脱税して、その都度税務署が動いていたら税務署職員はいくらいても足りなくなるでしょう。税務署が動くのは、もっと大きな金額が動くときです。

 

 

一個人の場合もありますし法人の場合もあります。対象となる個人(あるいは法人)に目をつけ、3~4年くらい経ってから突如動きます。過年度分に加えて、追徴課税や重加算税などまとめて請求が行きます。

 

 

それはもう、恐ろしいくらいの利息の額になります。基本的に、ある程度の金額でなければ税務署は動かないと思われていましたが、ここ数年アフィリエイト業界が目をつけられるようになり、個人のアフィリエイターでも税務署の調査対象とされるようになってきました。

 

 

 

ある日突然、税務署から電話がくる

では、実際に無申告のまま放っておいたらどうなるでしょうか。聞いた話ですが、ある日突然、税務署から電話がきます。「○○さん、何か商売やってますよね?」みたいな感じです。

 

 

自分の携帯に直接電話がかかってくることが多いと思いますが、家電に連絡がきて奥さんに話がいくこともあります。奥さんは何の話をされているのかわからず、奥さんから旦那さんの勤めている会社に電話がくるといったケースもあります。

 

 

そして税務署から連絡がきた場合、言い逃れることはできません。税務署の職員の指示に従うだけです。自宅にあがりこまれ、パソコンの中身をすべて見られることになります。

 

 

 

説明がつくだけの根拠が必要になる

真っ当に確定申告していれば関係のない話ですが、税務署からツッコミが入った場合、その金額の説明がつくだけの根拠が必要になります。基本的に確定申告というのは申告通りの数字で申請が通ります。

 

 

アフィリエイト収入を得た場合は、報酬画面を見せればすぐ証明は可能ですし、何よりASP側もその金額を税務署に申告しています。問題は支出の金額です。その収入を得るのに費やした金額です。

 

 

確定申告後の税金額を抑えるために、あるいは不当に還付金を受けるために、支出額が明らかに高い金額だと税務署に怪しまれることがあります。

 

 

そんな場合、その支出が必要になった根拠というのを説明する必要があります。特にアフィリエイトの場合、リアルでの仕事と違い、どこまでが必要経費であると分かりづらい場合も多く、上手く説明しなくてはいけません。

 

 

情報教材なんていい例ですね。情報教材知らない人なんてまだまだ沢山います。有料のテンプレだとかツールだとかは、詳しく説明しないと通じないかもしれません。

 

 

いずれにせよ、まっとうに申告していれば税務署に目をつけられることはありませんので、税金の申告は毎年必ずしておきましょう。

 

 

 

まとめ

  • 20万円を越えたなら確定申告が必要になる。
  • どこまで必要経費として計上できるか把握しておきましょう。
  • 次年度から青色申告することができる。
  • 申告しなくても税務署は把握している。
  • アフィリエイトを事業ととらえる意識が必要。

 

 

 

 

 

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しんじろー
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札幌に住む40代のアフィリエイターです。アドセンス×楽天×Amazonで月20万、PPCアフィリで月40万、サイト(ASP)アフィリで月10万など、匿名で実践できるアフィリエイトを幅広く実践し会社員として働く傍ら、累計1,000万円以上の副収入を達成。度重なるアカBANや検索エンジンの順位変動に嫌気がさし、安定を目指して情報発信で稼ぐノウハウを実践中。未経験・実績0の非ビジネス系のジャンルで初成果を達成したのを皮切りに、主に情報発信で稼ぐノウハウを発信しています。

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